ご好評だった「感情解放セミナー」をリニューアルしました。

                                                

感情解放、とは文字通り感情のトラウマを消去してそれに起因する心身の様々な症状を改善させる技術です。感情解放のためのテクニックはこれまでにもいくつも開発されてきました。SER、EFT、TFTなどなど。いずれも優れた技法であることに間違いはありませんが、日本でセラピスト、特にボディワーカーが使うには少々難があるように思っていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

と言いますのも、これらの技術はむやみに時間がかかる（SERだとセラピスト４人がかりで丸１日とか）うえに、クライアントの古傷をえぐるような（と、私には思える）形でセッションを進める必要があります。EFTでもTFTでもトラウマを受けたときの状況を想起させるような形でセットアップフレーズやらリマインダやらをこしらえなければなりません。これはなかなかきつい作業です。私がEFTのセミナーを受けたときは「辛かったことの告白合戦」みたいな雰囲気がありましたし、その雰囲気にいたたまれず、セミナー途中で帰ってしまったという話を聞かせてくださった先生もおられます。　　　　　　　　　　　

 

どうにかしてクライアントに辛い思い出を想起させずに感情のトラウマを解放できないか、ということを考えていてできたのが「鎖骨ストレッチ™」や「指しゃぶり」です。これらの手法の種明かしをしてしまえばタッピングのポイントをオステオパシーの手技で解放することでEFTやTFTと同様な効果を狙ったものです。タッピングポイントの圧痛や可動性を触診して評価することでクライアントに精神的にしんどい思いをさせずに感情の解放を行うことができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

従来、鎖骨下の圧痛点を中心に「感情解放セミナー」を行ってまいりましたが、たとえば最近、頬骨と感情の関係などがずいぶん目立つようになってきました。頬骨リフトを行うとストレスをため込んだクライアントは顎をカクカク鳴らしながら解放されていきます。ストレスが溜まっていそうなクライアントのタッピングポイントを触診すると動きが悪かったり圧痛があったりします。これらを解放していくことで感情的なトラウマが解消され、心身の症状が改善していきます。頭と上半身のタッピングポイントを触診、解放して心身のトラウマを改善する手法のセミナーを計画してみました。前半は従来の鎖骨ストレッチを中心に感情解放のやり方の手順を説明します、後半は「感情解放に使えそうな部位」という説明で紹介してきた頭部顔面と肩回りのタッピングポイントの評価と調整法をお伝えします。　　　　　　　　　　　　

 

              ※感情解放テクニックはこんな症状に有効です　　　　　

（トラウマやストレスが原因の）頭痛、めまい、首の痛み、肩こり、腰痛、イライラ感

特筆すべきは自律神経の混乱、とでもいうべき症状に有効である点です。

頸部交感神経症候群、閃輝暗点、カウザルギー症状などの改善にも役立ちます。

 

「感情解放セミナー」令和４年６月１２日（日）午前10時から15時（途中休憩あり、延長の可能性あり）

場所：ウエルおおさか（大阪社会福祉研修・情報センター）大阪市西成区出城２－５－２０

JR環状線「今宮」駅下車徒歩１０分

アクセス｜ウェルおおさか　大阪市社会福祉研修・情報センター (wel-osaka.com)      

 

内容：
１．概論　ココロとカラダと脳の関係（はじめは妊婦さんの腰痛だった）　体性感情解放テクニックと　　EFT　PTSD？　社長さんのお持ち帰り事件のアフタケア　こんな症状に有効　　

２．鎖骨ストレッチ™　下準備　圧痛点を探す　圧痛点の消し方　仰臥位及び座位での実技　　　　　　　

３．指しゃぶり　下準備　まずはセルフケアから　血圧と脈拍の変動　セルフケアのバリエーション　　（今回は指しゃぶりに関してはデモのみでご紹介します。）

４．うまくいかないときはどうするか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

５．その他のタッピングポイントの評価法と調整法（頭頂部、眉頭、眉尻、眼の下、鼻の下、腋窩）　　　

受講料：20,000円　

お申込み：tomokunikou-kukio@docomo.ne.jpまでメールでお申込みください。件名は「感情解放セミナー受講希望」、お名前とお電話番号（緊急連絡用　携帯可）をお知らせください。追って振込先をお知らせします。受講料のお振込みをもってお申込みといたします。なお、いったん振り込まれた受講料は理由のいかんを問わず返金しません。ただし新型コロナウイルスに関して蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言等が発令された場合は日程の変更や返金などの対応を行います。　　　　　　　　　　　　　　　　

受講定員：１０名様　お申込期限：令和４年６月10日

ご注意：①当方ではマスクの着用と手指の消毒がコロナウイルスその他の感染予防に有効と考え、受講者にご協力をお願いしております。受講時にはマスクを着用して、手技を練習する際には手指の消毒をお願いいたします。以上ご協力いただけない場合は受講をお断りしておりますのでご了承ください。②セミナーの録音録画はお断りしております。③今回のセミナーでは口内法の実技は行いません。頭蓋骨模型を用いたデモのみの実施になります。あしからずご了承ください。